モンゴリカ

Jargal Defacto
Jargal Defacto 93 Views
0 Min Read

MONGOLICA

世界の全ての国を海上で旅をしている巨大な船に匹敵できる。よく見ると、その中に「モンゴリカ」という小さな船も航行している。元の色が白いが、石炭の煙のせいで黒灰色に見えるその船に5階の甲板がある。

「モンゴリカ」船の最上階がとても贅沢である。あそこで世界に名高い自動車、アパレルやアクセサリーなどが全部揃っている。最上階の乗客らがお互いに住んでいるいるマンションの広さとデザインで競争している。彼らが政党の指導者或いは警察と司法の頭部という名札を胸につけている。名札によると、幾つかの民間企業とほぼ全ての国営企業を彼ら管理しているそうだ。彼らが乗客の2%を占めているのにモンゴリカの総資産の8割を以上を所有している。

4階の乗客らが主に省庁や政府機関の高官、一部の企業役員、また少数の俳優や歌手である。身に着けた教育と専門のおかげで高収入を得ている人々もそこにいる。全ての世帯が各自の部屋を有しているこの階の乗客らが「モンゴリカ」船の人口の約1割を占めている。最近、この階の数多くの乗客が下の階に移動し、また一部の乗客が他の船に引っ越している。

3階の乗客或いは中級所得者の収入が支出を辛うじて上回っており、銀行から住宅ローンを受けて生活を済ませている。彼らが全乗客の2割を占めている。2階には人口の4割が住んでいる。彼らの収入が安定しておらず、他の人が所有する家庭や宿泊施設を賃貸して日々の生活を凌いでいる。最下階乗客が人口の2割を占め、彼らの収入が$2ドル以下である。1階と2階に要る乗客が仲良くて、定期的にお互いに訪問している。

半分まで沈んだ船

海上で航行している船が底に溜められた水の容量によって異なる速度と力を出せる。各船が底の穴をできるだけ小さくし、穴を埋めるためにあらゆる努力するが、その行動の結果が決して一緒ではない。腐敗という穴を修復出来た船がより速く、よりスムーズに航行している。そういう船の経済が繁栄し、生活が向上するにつれて、大部分の乗客が真中の甲板に住んでいる。彼が船長を自ら選び、船長の行動を完全に監視している。

「トランスペアレンシー・インターナショナル」から2015年に発表した「腐敗認識指数」によると「モンゴリカ」が168カ国のうち72位に位置した。2014年度の39点がそのまま2015年にも変わらなかったのは「腐敗の穴」が修復されていないということを示す。2016年にも大きな変更が見込まれない。100点取れば腐敗がない(船の底に水がない)、一方、0点取れば腐敗に巻き込まれていること(船の下半部が水で一杯である)を意味している。168隻のうち3分の2が50点未満で、船の半分が沈んでいる。穴が小さい船のランキングをデンマーク(91点)、フィンランド(90点)、スウエーデン(89点)、ニュージーランド(88点)が`先導し、スーダン(12点)、アフガニスタン(11点)、ソマリア(9点)、北朝鮮(8点)が後縦している。

腐敗度が高い国では、権利を持っている一部が過半数に悲惨な損を生じさせる。彼らが不法的な行動しても処罰受をけない。こういった国々でよく見れるのは紛争、不透明な公共ガバナンス、腐敗に完全に管理される司法と裁判所、不自由な報道機関である。

一方、腐敗度が低い国では、報道の自由を重視し、公平な司法制度のおかげで国民が公的資金がどのように使われるか監視することが出来ている。

船を救済する方法

船の下半部を最適なバランスを考慮して異なる色で塗っている。仕切り線が見えないぐらい海面より少し下にあれば、その船が非常に効率的な速度を出し、滑らかな経済発展を齎す。もし船に穴があれば、船の上半部が下がり、沈み始める。船から水(悪化)を逃がさないと船が徐々に沈んでいくしかない。

「モンゴリカ」に大規模な腐敗事件が大きな騒音を引き起こすが、すぐに消えてしまう。メディアが腐敗と戦うより、「秘密協定」して黙る方法を望んでいるようだ。

腐敗防止庁長サンガラグチャー氏が2011年に:「我々が腐敗事件と関する数十億トグリクの訴訟を発見したが、司法の段階で放り出された。さらに、数多くの政府高官が大統領が法案した謝罪法により脱退された。」と述べた。この状況が今でも変わっていない。

腐敗という穴がもっと大きくなり、入ってきた水を逃がしていないせいで「モンゴリカ」船がそろそろ沈没船になるようだ。船が沈んだとき全ての甲板が一緒に沈むということを少数人だけ理解しているようだ。腐敗が深く存在している国がどれだけ苦しんでいる例を北朝鮮、ソマリア、スダンの例から見ていないの?`政党の裏で我々の資産を盗んでいる泥坊達にいつまでいじめられるのか?彼らはもうモンゴルを売却してしまった。「モンゴリカ」もう「ティタニカ」になってしまった。

少なくともモンゴルを支配している政党の指導者たちを訴えよう。政府高官がメディアを運営することを禁止にするときも来たんだ。たとえ動物だとしても生き残るために水を引っ掻く。目を覚ませよう兄弟!

2017.01.18

翻訳者: バットサイハン オルギル

Share this Article
Leave a comment