BEHIND THE SCENES OF MARCH 8
３月８日は、世界中の女性の業績と成果を祝う日である。我が国はこの日を祝日にしたわずか少ない国々の一つである。
また、当日に各国では、女性の社会的地位を高め、男女の平等を確保するプロセスを繰り返して評判している。このプロセスに重要な役割を果たし、偉大な功績を遂げた女性達を賞賛する絶好の機会でもある。今日、我々が国連の平和維持部隊としてスダンで活躍しているモンゴルの女性兵士を誇りに思っている。
モンゴルの人口が増加している同時に、経済成長は持続可能ではなくて、失業率は低下していない。従って、仕事を探しに海外へ行く若者の数が増えているとともに、女性をターゲットする暴力と犯罪事件の数も上昇している。特に、家庭内暴力事件の被害者の大部分は、女性と子供であり、多人数が命を失った。抗暴力法をもっと厳しくし、女性を保護する政府や非政府組織の数がどんどん増えているが、結果はまた十分ではない。
其れ故国際女性デーに、我々が家庭内暴力についてまた議論するべきである。効率的な議論を行うために祝祭という面からではなくて、内容、いわば裏面に集中する必要がある。
家庭内暴力
警察庁によると、２０１０年には２４８件の家庭内暴力事件が登録され、そのうち９人が死亡し、２２５人が負傷したそうだ。この数字が長年にわたって増加しており、２０１６年に１４４９件の家庭内暴力事件が発生し、そのうち１８人が死亡し、１２１７人が負傷した。これは、わずか６年間以内に暴力事件の件数が５倍、死亡者の人数が２倍、負傷人数が５倍それぞれ上昇したということである。過去７年間に家庭内暴力事件で１０４人が命を失った。この数字に自殺事件を考慮しておらず、一般的に家庭内暴力事件の被害者の数を正確に数えることが不可能である。
最も目立つのは、「家庭内暴力事件で死亡した１０４人の約８割が命を失った最後の日まで保護と確保を要求するため、法律機関に仰いでいた」と抗暴力センター長エンフジャルガル氏が２０１６年の１０月のDeFactoインタビュー中に述べていた。どれぐらいモンゴル人の女性達が同じように、この祝いの日に我々から保護を求めているだろう。
家庭内暴力は、人聞き、プライバシーに関する内部問題とみなしているのでそれの普及が氷山と似ている。氷山の上の１割だけを見られる。残りの９割が海面の下にある。従って、家庭内暴力事件の数が上述より１０倍である可能性もある。我が国では家庭内暴力の普及を発見する、原因を調査する取り組みが行われていない。
家庭内暴力はただ配偶者間の問題に限らず、何千人の男女、子供と高齢者に影響を及ばしている。高齢者の直面する暴力事件がしばしば経済問題に関連する。子供から圧力を受けながら、年金を担保にしてお金を貸し、子供に渡す。または財産を売却して、子供にあげるのはよくあるパダーンである。委託された場合、子供が親の年金を受け取ることをできているのはまた問題を及ばしている。
そして、「同居人」という概念が流行って、未婚の人々の所有権と保護性が弱くなっている。特に、収益に基づいて財産を計算するとき、出産と育児に費やした時間を考慮していないため女性が不平等に扱われている。
モンゴルは伝統的な習慣という名目の下、女の人が寛容であるべきであるなどのたくさんの不公平な行為を隠していると女性の権利を保護する組織の代表者が強調した。
反対活動
家庭内暴力事件の拡大と、被害者の増加を踏まえ、政府は法律と規則によって状況を改善しようとしている。
NGOの要求に応えて、議会が２００４年に家庭内暴力に対抗する目標の法律を法案したが、関連する他の法を改正できなかったため、完全に実行出来ず１０年間を過ごした。ようやく、１ヶ月前に改善された家庭内暴力法が決河され、被害者の法的保護、警察に関する明確な責任、家庭内暴力事件の被害者となった子供向けの特別保護サービス、などが含まれたより良い法案が出来た。
１６県では暴力防止センターが設立された。さらに、２県で宿泊施設が建設された。これらのセンターが各自に当てはまる地方知事と協力し、警察官と医師のサービスを提供している。更に、日本の「草の根」事業と国連人口基金がそれらのセンターに経済的、または技術的な支援を提供している。
被害者と証人が警察の１０２と１０７、または児童保護の１０８番号にお電話できるようになった。暴力防止センターが毎年約３０００件の依頼を電話で受け取っている。
被害者と証人を保護する目的で「タハル」庁を２０１３年に設立したが、新政府が支出を削減するためこの組織を廃止し、機能を警察に移行した。このように家庭内暴力を阻止するためにモンゴル政府が様々な取り組みを行っているが、十分な成果を出したないということを統計データから見られる。
家庭内暴力と戦うために進行中の活動以外にも多くの取り組みが必要である。暴力とは人間の思考から生まれるので我々の仕事がその思想を止めることから始まる。異なる背景、教育、意見を持つ人々が一緒に住んでいるとき紛争が発生するのは当然のことだと認識してほしい。その紛争を競争的ではなく、平和的で賢明に解決する方法を学ぶべきである。
社会が暴力を容認しないような人間関係を進めるための文化、技術、または教育活動を行う必要がある。
大多数の暴力事件が経済困難と関連していることを考えれば、最も重要なのは、雇用を増やし、民間部門の競争力を高め、脆弱な世帯の所得水準を高める必要である。
要するに、我々が家庭内暴力を止めるために社会全体を含んだ議論し、新たな模範を確立する必要がある。３月８日は、皆がそれについて議論し、成功したことと失敗したことを判断する絶好の機会である。
女性が自由で幸いでいる世帯、あるいは国を幸せで発達していると認められる。
通訳者： バットサイハン オルギル
Transalted by: Orgil Batsaikhan